OLYMPUS DIGITAL CAMERA
地域連携カリキュラム

ものづくりプロジェクト始動!

ソーシャルスクエアから発信する「ものづくり」! いよいよ始動します。

といっても、何か特別なプロダクツを製造して販売する、というわけではなく、メンバーさんとクルーが力を合わせて「ものをつくる」ことを楽しもうじゃないかというスペシャルカリキュラムです。前回はみんなで「ベンチ」を作りましたが、そうしたものづくりを定例化して、定期的に開催しようということになりました。

今回制作するのは「ハイテーブル」です。

スクエアの窓際に、立ったままゆったりとできるハイテーブルがあったらと思いたち、前回も講師を務めて頂いた家具作家の今泉俊昭さんに講師を依頼。今回も、今泉さんの適切な始動でディレクションのおかげで、2台の素敵なハイテーブルが完成しました。

ヤスリをかける、釘を打つ、板を抑える、といったように仕事を分解していけば、必ず作業に入ることができます。

講師の今泉さんに制作して頂いた設計図。さすがは家具作家。本格的であり、そしてわかりやすい!

普段はなかなか使うことのないインパクト。慎重に釘を刺し、板を固定していきます。

ものづくりを学びながら、その楽しさも味わおうというカリキュラム。完成した時の満足感は何ものにも代え難いものがあります。

講師を務めて頂いた今泉俊昭さん。ものづくりの楽しさを教えて頂きました。

2台のハイカウンターはダールブラウンに塗装され、完成。窓際にしっかり活躍の場が生まれています!

ただ単に「日曜大工」をしているようにも見えますが、家具をつくったり、ものをつくることのなかに、障がいを持った人たちと「働く」を結びつける大事な考え方が隠されています。それが「仕事の細分化」です。例えば、この椅子づくりを「ひとりで一脚ずつ作ろう!」というミッションにしたとすると、ひとりでは完成できない人も出てきます。

そうではなく、釘を打つ、ヤスリをかける、板を抑える、といったように、仕事を細分化することで、「その人にもできる仕事を作り」⇒「その仕事を達成する喜びを味わってもらう」ことができるのです。この「仕事の細分化」は、障がいを持つ人たちを雇用する企業などでは常に意識されているものでもあり、その重要なエッセンスを、スクエアのなかに日常的に展開することが、実はこのものづくりプロジェクトの隠れたテーマでもあります。

目の前にいる人が、ぼーっと立っているのではなく、仕事を細かく分解して任せる。だからこそ、どこかしらの工程に関わることになり、誰かが作ったテーブルではなく、紛れもなく「自分も関わったテーブル」になっていくのです。

そして、その「自分の関わったテーブル」が、誰かに使われ、喜ばれる。こうした小さな「達成感」を積み上げていくことが、「はたらくを諦めない」社会に通じているのだと思います。ソーシャルスクエア内郷の「ものづくり」。今後もご期待下さい!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

SOCIALSQUARE
SOCIALSQUARE
NPO法人ソーシャルデザインワークスが運営する障害福祉サービス店舗。 社会と現在の自分を結ぶための広場を創造することをコンセプトに、一人でも多くの生きにくさを抱える方々の心に栄養を、その先にある活力ある人生に貢献している。