【書評】レインツリーの国
連載!ソーシャルスクエアへ通うメンバーさんによる書評・「生きづらさ」をかかえる、わたしたちが選ぶBOOKS。ここでは敢えて新刊に絞らず「生きづらさをかかえている方々の視点」で選ばれた本の紹介と、その内容について、筆者が感じたことや参考になったこと、思ったことを書き綴っていただいています。生きづらさをかかえるかたも、そうでないかたも、ぜひ次の一冊の参考に。
レインツリーの国 有川浩 著
「レインツリーの国」は「歓喜の国」、そして「心ときめく国」。
1冊の忘れられない本が繋ぐたくさんの困難がある恋愛小説です。
図書館戦争はご存知でしょうか?小説やアニメ・映画等でご存知の方も多いと思います。有川さんは現実でも有り得そうなリアリティのある物語を描く作家さんです。そんな有川さんの世界観が好きで、この作品も短編で読みやすそうだと思って読んでみることにしました。
きっかけは、1冊の忘れられない本。
社会人3年目の伸行はふとその本のことを思い出し、ネットで検索をかけてみることに。
そこで見つけたのが「レインツリーの国」というブログサイト。「ひとみ」という女性が運営しているサイトで見つけた忘れられない本の感想に伸行は心惹かれ、「伸」というハンドルネームでメールを出してみることに。衝動で送った感想メールには返信を求めていなかったが、次の日にメールボックスを確認すると「ひとみ」からのメールが。
「メールありがとうございました。『レインツリーの国』管理人のひとみです。伸さんからのご感想は私からも大変興味深く、また嬉しかったです。」
こうして、2人のメールのラリーが始まっていきます。
自分が細々と綴っていた感想にコメントがくると嬉しいですよね。私も小説を書きますが、それにコメントを頂けると本当に嬉しいです。「また次も頑張って書こう」という原動力にもなります。共通の趣味を持っている人が画面の向こうにいるというのも素敵なことだと思いませんか?SNSが発達した今、こうやって同じ話題で盛り上がれる知り合いができるのは嬉しいことだと思うし、奇跡にも近いと思います。私も、インターネットにイラストや小説を投稿した時に「いいね」やコメントを貰えるとすごく嬉しくなります。
ラリーが続くにつれ、伸行にある思いが募ります。
「ひとみさんに会ってみたい」
そう強く思った伸行は、とある提案をします。
「会って話してみん? 顔合わせて、いつもどおり恥ずかしい会話を平常心で出来た方が勝ち。面白そうやない?」
その返事には、過去最長の5日間を要しました。待ちに待ったひとみからの答えは、「YES」でした。
デート当日。あいにくの雨の中、2人はレストランで食事したり映画を観たり、カフェでお茶をしたりと「普通」のデートを楽しみます。しかし、伸行にはある「引っかかり」を覚えます。「食事の場所は?」と聞けば「静かな場所」とあまり主張せず。「なんの映画を観たい?」と聞けば「洋画の字幕」と引かず。最終的には、別れ際のエレベーターで重量オーバーのブザーが鳴っているのに降りずに。
「おい、何ボサッしてんねん!」
思わず怒鳴りつけながら無理矢理ひとみを降ろして伸行はひとみを詰ります。
「...重量オーバーだったんですね」
そう呟いて「ごめんなさい」と謝ったひとみの耳には、補聴器がついていました。
「この人には障害があるのかもしれない」
初めて会った人が障がい者であるかも、と考えながら生活したことはありますか?
少なくとも私はありません。スクエアに来るまでは「そういう病気がある」という知識はあっても今目の前の人が、すれ違う人が、遊んでいる人が障がい者だなんて普通は考えませんでした。
伸行はそんな「健常者」の1人でした。少なくとも、ひとみの「耳が聞こえないのではないか」などと考えが至らない位には。
私も精神障害を抱えていますが、それはきっとすれ違う人には分からないだろうし、久しぶりに会う友達ですらわからないかもしれません。それに、「自分が障がい者だ」なんて言いたくありません。それで哀れんでもらうのも、距離を置かれることも悲しいから。
障がいを持っている。それだけで周りから白い目で見られがちだと思います。この多様化の時代に、障がい者は省かれているような...そんな感覚さえ覚えたこともありました。偏った考えは、偏った意見を生み出します。障がい者の人々に「何も出来ない人たち」「何言っても分からない」なんて偏見は持たないで欲しいです。障がい者でも、できることはたくさんあるから。
1人1人、様々な考えがあります。障がい者にも世間に対する色んな考えを持っていることを、そこだけは偏見なく覚えていて欲しいです。
伸行は帰ってから自分がいかにひどいことを怒鳴り散らしてしまったかを痛感します。
そしてテレビのテロップ、新聞の字幕対応の表記、NHKの手話ニュース...。
「世の中、無意味なもんなんか何にもないねんなぁ」
自分には無意味だと思っていたものでも、それを必要としている人がいることを今まで考えさせられます。
ひとみに謝りのメールを入れようと立ち上げたPCはメール作成画面のままスタンバイモードから進めません。それは、「何で最初から言ってくれなかったのか」という思いもあったから。
長く悩んだ作成画面で、伸行は自分の想いを伝えます。なぜ耳が聞こえないことを言ってくれなかったのか。自分はそんなに信用のない男だったのか。もう一度、ひとみとの糸が繋がりますように。
画面の向こうに同じ趣味の人がいることは奇跡にも近いです。しかし同時に警戒すべき対象でもありますよね。特にひとみの場合は自分が障がいを持っているので、余計だと思います。
私も自分の障がいを話していない人と会うのはやっぱり悩むと思います。それは「健常者」の方と対等でありたいから。対等の関係で話をして、デートをして、また会いましょうと笑顔で別れたいから。障がい者にも選択の権利はあるんです。
捨て鉢になって酷い言葉をひとみは投げかけ、もう伸行からの返信はないだろうと思っていました。しかし伸行からのレスポンスはほとんど時間を開けずに届きました。
内容は、ひとみにとって目から鱗のものでした。
「俺ら、今初めてケンカしてるよな」
「ケンカしようや。ガッチリやろうや。お互い言いたいことも溜まってると思うし仲直りするためにきちんとケンカしようや」
「仲直りのためのケンカ」
皆さんが持っているケンカのイメージって負のイメージが多いと思います。もちろん私もですし、ひとみもそうでした。
私は高校時代に些細なことで友人とケンカしましたが、毎日毎分毎秒が憂鬱でした。
しかし伸行の「仲直りのためのケンカ」という表現を読んで、この人はどれだけ前向きなんだろうと思いました。「仲直りのため」にケンカがあるなら、もっと色んな人と色んなケンカをしても大切かなって思えるようになります。
その後は伸行の提案でログイン式のチャットルームお互い話すようになります。達成目標の「リベンジデート」の為、1人の女性として、伸行はひとみと話したかったから。
ひとみは自分が耳のことで伸さんに引け目になっているのかといじけた考えも浮かびますが、それでも伸行の質問に答えていきます。
自分が障害者枠の事務系で働いていること。
職場のコミュニケーションが1番辛いこと。
山での事故で聴覚のほとんどを失ったこと。
...女性特有の嫌味が苦しいこと。
全て話した時、伸は
「会社は給料もらいに行くところやから、くだらん奴は気にせんようにな」
「私も伸さんみたいな性格だったらよかったのにな」
確かに伸行のように人間関係もバッサリ切り捨てられて仕事ができたら、私もきっと苦労はしなかったと思います。
私は人間関係が苦手で、仕事をしていた時にもそれは発揮されてきました。報告や相談が遅くなってしまったり、忙しそうな雰囲気の時には声をかけたいのにかけられなかったり...。相手にどう思われるか怖がって、引っ込み思案になっている部分がありました。
そんな時、「くだらん奴は気にせんようにな」と言って貰えたら、考えることができたら、少し人間関係が楽になったのかなと考えることがあります。
でも実際、伸行のように切り捨てた考えができるのは一部の方のみだと思います。人間関係で思い悩むのも、私たち人間の特権だと私は思います。
その後もチャットを重ね、伸行から「リハビリデートしよう」という話が持ち上がります。
リハビリデートは映画デート。
しかし、事前に説明していた「声を張り上げても聞こえは変わらない」「口に手を添えないで」ということを意識していないような伸の態度に、ひとみは少し険のある態度になってしまいます。伸も少しムッとした様子ですが、そこは我慢してくれているようでした。
映画館のざわめきの中で「楽しみやな」と耳元で囁いてくれた伸は、ひとみが苛立っているのに同じように苛立つ様子はありません。そう思うと、自分の器の小ささに申し訳ない気持ちになり、色んな気持ちがない交ぜになり、ひとみから「ごめんなさい」という呟きが漏れます。
「私、結構つんけん当たってるのに」
そう落ち込むひとみに伸は得意の割り切りでフォローを入れてくれます。
映画の入場が始まると、流れ出した列の前にひとみを入れます。その自然な女の子扱いがひとみには心地よかったんです。
障がいを持っているから。
私たちはそんな引け目を持っています。
特に、実家暮らしで両親が甘えさせてくれる環境にあったひとみは、その傾向が強いんだと思います。私の障がいは軽度ですが、ひとみは生活や仕事に支障が出るほど重度です。その引け目はきっと深く彼女の中に刻まれていると思います。
私もこの障がいのせいで家族やたくさんの人に迷惑をかけている自覚はあります。だから私は早く就職しなくちゃ、自立しなくちゃって1人焦って必死にもがいています。今まで迷惑をかけた分を取り返したいから。
障がいを持っていなくても、皆さんは引け目を感じたことはありませんか?
仕事に関すること、プライベートなこと...。なんでもいいです。そんな引け目を解消するために、もがくのは当たり前のことです。
もがくのは頑張っている証。生きている証だと思います。海で溺れたとき、生きたいと願う人間は必死に暴れ、もがくと思います。
それと一緒で、必死にもがくことは生きたい、頑張って何かを成し遂げたいという証なんだと思います。そこには、健常者・障がい者なんて枠組みは関係ありません。それぞれがそれぞれに、頑張って、生きている証を残そうという想いがあるはずですから。
映画の後「話しやすいから」という理由で入ったカラオケボックスで伸はひとみのトラウマに触れ、メールも相変わらずのラリー。チャットも一、二週に一度は入り、デートも何度か重ねました。付き合っているかいないかの微妙な間合いで過ごした数ヶ月は、ささやかなすれ違いや喧嘩が続いてばかりになります。そして決定的なことが、その日起こります。
狭い歩道を歩いていた時、後ろから追い抜こうとしたカップルに伸が先に気付いてひとみを避けさせようとしますが、間に合いませんでした。ひとみは街路樹の中に倒れ込み、ストッキングは無惨に破け、ふくらはぎ辺りにも細かな引っかき傷だらけで血も滲んでしまいました。
頭で考えるより先に伸は啖呵を切ってカップルを責め立てます。
「今お前が突き飛ばした女の子、耳に障がい持ってんねんぞ!」
そう啖呵を切った伸をひとみは「やめて」と制止します。
「大勢の人が注目してる前で、私の耳のことなんか言いふらさないで」
悲痛なひとみの願いに、伸は少しずつ溜まっていたストレスが限界に達しました。周りの人に聞かせてやりたかったと主張する伸にひとみは投げやりな言葉を連ねます。
「ああいう人が私の障がい知らされたからって、後からでも『知らないからひどいことしちゃったね』なんて思うと思いますか?あいつらキレイごと押しつけてウザイ、むかつく、恥かかされたくらいにしか思いませんよ。そんで『障がい者はウザイ』しか記憶に残らないんですよ、どうせ」
もう一度問います。
皆さんは初めて会った人が障がい者であるかも、と考えながら生活したことはありますか?
すれ違う人が、今目の前で遊んでいる人が、障がい者を抱えているかもと考えたことはありますか?
もしかしたら、私たちの些細な行動が障がい者の方々の肩身を狭くさせているのかもしれません。それが、小説の中にあったような直接的なことではないことだとしても。
私も初めて会う人などには、問われれば自分の障がいのことを話します。スクエアに通っていることも。でもその行為はやっぱり緊張しますし、そのせいで差別されるのではないかと思うと、やっぱり話すんじゃなかったかもという考えが頭をよぎることもあります。
伸行に投げやりな言葉を連ねたひとみも、きっと世間からたくさんの差別と逆風を受けてきたのでしょう。
しかし、世界で自分しか傷ついたことがないようなひとみの態度に、伸行は限界を感じて爆弾を落とします。
「君、自分の親父に忘れられたことあるか?」
もちろん、ひとみにはそんな経験があるはずもないです。
脳腫瘍で亡くなったという伸行の父は手術には成功したものの、家族の中で伸行のことだけ忘れていたという。
慰めないでくれ。君が俺を突っぱねるみたいに、俺も君を突っぱねていいよな?
そう告げられ、ひとみはただ泣くことしかできませんでした。
「ごめんな、君が泣いてくれて気持ちええわ」
そう伸行は零し、「そのままじゃ歩かれへんよな」と問いかけます。
黒のハイソックスを買ってきて欲しいと頼んだひとみは、伸行がコンビニへ走っている間にいなくなっていた。
「今日は合わせる顔がないので帰ります。」
というメモ書きを残して。
誰にでもある苦悩
今まで私は障がい者視点で話を進めてきましたが、もちろん障がいをもたない人にもたくさんの苦悩があると思います。
それは人に話せるものから、話したくないものまで様々なんじゃないかな、と思います。
私も障がいに関わらず話したくないことや秘密にしておきたいことは数え切れないほどあります。
過去に辛いこともありました。高校の部活でのすれ違い、社会人になって友人と離れてしまったこと..。
辛いことや差別を受けたこと。それは言いたくなければ自分の心の中に閉じ込めていいと思いますし、他人と比べるようなことではないと思います。人に慰められないことだって、きっと私たちの中にはいっぱいあると思います。
週末明けのランチタイム。以前飲み会で一緒になったミサコにひとみの件を相談します。
彼女は友人の友人に身体障がい者の子がいるらしく、それを例にして伸行にアドバイスをしてくれます。
「そういう人たちは、喧嘩しても嫌われないかどうか確かめて安心したいんだってさ。」
「伸行くんの彼女も同じじゃない?実際に会うと伸行くんに頼らなきゃいけないことが多いわけでしょ?それがプライド的に許せないんだよ、きっと」
「伸行くんに甘えてるんだと思うけど、甘え方すごくヘタだね、彼女」
帰ってから、伸行はひとみにメールを打ちます。
もし甘えているなら、受け止めきれずにごめん。君の傷ついた歴史はわからんし、君にも俺の傷ついた歴史はわからんと思います。
そこまで言って、伸行はある提案をします。
ひとみさん、髪切ってみぃひん?
髪切って補聴器見せようや。
しかしひとみからの返信は来ず、代わりに『レインツリーの国』が閉じられていました。
甘えたいのに甘えにくい相手って皆さん少なからずいると思います。それは障がいの有無に関わらず。
でもうまく甘えられないですよね。特に大人になるにつれて、意地やプライドが邪魔をしてなかなか甘えることができなくなってくると思います。補聴器を見せるという提案も、ひとみにとっては冒険だと思います。
自分の障がいを見せること。それは自分の弱みを見せることです。弱みはなかなか人には見せたくありません。だってそれが原因で距離を置かれたり自分が傷つけられたら悲しいですよね。
私も「障がいを持っているから」という理由だけで差別や偏見を受けたら悲しいです。できれば、普通の人のように接して欲しい。それが表面上だけだったとしても。
『レインツリーの国』のトップページがなくなって、伸は慌ててひとみに謝りのメールを入れます。まるで泣いているようなメールを。それを読んだひとみも、苦い薬を堪えるようにポツポツと返事を書き始めます。伸のせいではないこと。今まで逃げて考えなかったことをちゃんと考えたいこと。季節が変わるまでは待たせないこと。
季節が変わるギリギリに、ひとみからの連絡が来ます。
ずっと悩んでいたが、美容院に行くのが怖くて伸ばしっぱなしにしていた髪を切ろうと思うこと。前回のデートで突き飛ばされたのも、髪が短くて補聴器がちゃんと見えていたら突き飛ばされたのかなぁと希望的観測でも、そうだったらいいなぁと思えるくらいにはなったこと。伸さんが見限ってなくて、私と会ってくれるなら、一緒に美容院に行って欲しいこと...。
思いつきのままの提案に乗ってくれたことに喜びを覚えた伸行はひとみの申し出を快諾します。
湿気の少ない晴れの日を選んで、2人は美容院に出かけました。伸行の叔母が経営している美容院で補聴器を世間から隠していたカーテンであった髪が切られていく。ひとみはそれを不安な様子で見ていました。
「さあ、これでどないや?」
補聴器が少し見えるくらいまで切られた髪に、ひとみは「気に入ると思います、多分」と呟きます。
その後、2人は二週間後のデートで「現実での繋がり」を手に入れます。
ネットだけのささやかな繋がりから、現実での確かな繋がりを手に入れた2人の関係は、きっと多難なことだと思います。レインツリーはアメリカネムノキの別名で、ネムノキの花言葉は「歓喜」「胸のときめき」。
伸と出会うためにつけたような名前だと言ったら、きっと伸は照れるでしょう。願わくば、彼の照れた顔が現実で見れますように。
障がい者、特に身体障がい者の方との付き合いは特に難しいそうです。それでも、2人はこれから付き合い続けていくことを決めました。
障がい者とわかって、それでも付き合い続けてくれる人が、優しくしてくれる人が一体何人いるのでしょう?
私の環境は恵まれています。家族も理解してくれていますし、友人も私の障がいを知った上でいつも通り接してくれています。
でも本当に私のように恵まれている人ばかりでしょうか?
ひとみの様に会社で後ろ指を指され、世間から裏切られ続けた人もきっと多いんだと思います。でも作中で伸行が言ったように、自分の苦しみは他人には分からないし、慰められないこともあると思います。それでも、少しでも分け合っていけたら嬉しいですよね。
ひとつの恋愛小説としても楽しめますが、障がいの方の気持ちを少しでも理解したい人にもオススメの一冊です!読みやすい厚さですがしっかりした内容なので普段読書をしない方でも毎日コツコツ読めるような内容になっていると思います。
是非、読んでみてください!
(書評ライター:ゆのみ)
書いてくれているのはSOCIALSQUARE(ソーシャルスクエア)の利用者さんたちですSOCIALSQUARE
「社会と現在の自分を結ぶための広場を創造することで、"はたらくを諦めない" 生きにくさを抱える方々の心に栄養を、その先の、活力ある人生をデザインする」というコンセプトの元、自立訓練と就労移行支援の2つの福祉サービスを提供しています。今すぐに就職やその他の進路に進むことへ不安や自信がない方は、自分らしく活動できる広場で自分と向きあうことが出来ます。さまざまな活動を通して、今後の選択肢の幅を広げ、活力ある人生に一歩ずつ踏み出していきます。