利用者様の声 Member's Voice|水前寺店 Vol.1

Member’s Voiceは、ソーシャルデザインワークスが運営する障害福祉事業所(ソーシャルスクエア)を利用されて、就職をされた卒業生の声を紹介するコーナーです。スクエアでの活動や訓練を通して、学べたものや得られた気づ […]

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Member's Voiceは、ソーシャルデザインワークスが運営する障害福祉事業所(ソーシャルスクエア)を利用されて、就職をされた卒業生の声を紹介するコーナーです。スクエアでの活動や訓練を通して、学べたものや得られた気づきを語っていただきました!お名前|A.Nさん
年 齢|26歳
ご病気/障害のご状況|うつ病・ADHD
就職先(仕事内容) |インターネット通販のショップ管理業務
勤務状況(週・時間)|週4日・5時間(週20時間勤務)
継続状況|勤務されて4ヶ月目

※情報は取材当時のものです

決め手は、開放的な空間と雰囲気

—— 編集部 - A.Nさんは大学をご病気で中退され、SOCIALSQUARE水前寺店での訓練を経て、インターネット通販のショップ管理業務へ就職。今も継続してお仕事をされているとのこと。ソーシャルスクエアを利用するきっかけは何だったのでしょうか?

うつ病を患って大学を辞めてから、しばらく自宅で過ごしていました。そんな中、障害者支援をやっている関係機関からの紹介され、いろいろな事業所を見学に行く中でSOCIALSQUARE水前寺店があったという感じです。

その時はまだオープンしたばかりの事業所で、人が少なくて過ごしやすそうな印象がありました。他に見に行った事業所は格式ばった印象があって、通うのが義務になりそうな感じがあって。開放的な空間で雰囲気が良い所が「最初の一歩としては良いな」と思ったのと、のびのび自由に過ごせそうだったのでスクエアの利用を決めました。

元々、閉塞感のある空間が得意ではなかったので、「こんな福祉事業所があっても良いなぁ」という気持ちでした。最初は自立訓練(生活訓練)のサービスを
利用して、その後に就労移行支援で就職に関するスキルを身につけてから、今の仕事に就職しました。スクエアにはトータル2年くらい通っていましたね。就職した今も定期的に面談をしています。

 

オンラインでインタビューに答えるA.Nさん

SOSがちゃんと出せるようになった


—— 編集部 - 2年間の中で、スクエアではどのようなことが学べた・身についたと思いますか?

ひとつは、人との話し方が自然に身につけられたのかなと思います。スクエアに通う前の生活だと、身内以外の人とのコミュニケーションの機会が少なかった、というかほとんど無かったので…。スクエアに通ってくることでクルー(支援員)さんとのコミュニケーションはもちろんですが、通ってきているメンバー(利用者)同士で話す機会も多くて、良い訓練になりました。 

もう一つは、これは今も課題なのですが「連絡」がとても苦手で、集中的に訓練できたかなと思います。報告・連絡・相談はどんな就職先でも基礎的に必要になってくるので、ずっと取り組んできました。

スクエアにいる間はクルーさんとも、「課題は明確で、あとは実行できるようにするだけだよね」みたいな状況だったので、「どうやったらできるか」というのを一緒に考えてもらった感じでした。現在の職場では、電話連絡はどうしても苦手なので、配慮をもらってLINEという手段を使って連絡を取るようにしています。

—— 編集部 - いざ就職してみて、ソーシャルスクエアでの訓練はどのくらい役に立ちましたか?

引き続き、報告・連絡・相談の大切さは感じています。あとは人に相談することの大切さを感覚的につかめたところがよかったなと思っています。

もともと、人に相談が得意じゃないのもあるんですが、相談するタイミングがつかめなくて言いそびれてしまうことが多かったです。取り返しが付かなくなってから相談するのではなくて、少し早いタイミングで相談する大切さ、「大丈夫ライン」みたいなのがわかってきた感じです。

今思うと体調が悪くなり始めた時に、親や周りにSOSが言い出せずにそのまま悪化して大学を辞めるところまでいってしまったな、と思っていて。SOSがちゃんと出せるようになったところは成長したなと思います。自分的に「もうちょっと大丈夫そうかな?」みたいな時にはもう遅くて、クルーさんからもちょっとだけ早いタイミングで相談なり、周りに聞いてみるように助言を貰っていました。

今では、そのタイミングは心がけるようになってきたかなと思っています。仕事をしていても「ちょっと微妙ラインだなぁ」という時には、早いタイミングで報告・相談ができるようになってきたかなと思います。
クルー八本(左)とA.Nさん(右)

就職して、生活に余裕が出てきた

—— 編集部 - 就職されて、ご自身の生活はどのように変わりましたか?

やはり定期的な収入を得ることができたのが大きかったですね。お金が自由に使えるようになったので余裕が出てきた感じです。お金の管理も自分でできています。ちょっと趣味に使いすぎちゃうこともあるけど(笑)。実家に住んでいるので条件つきではありますが、のびのび、
自由が広がった感じですね。充実してきて楽しく過ごせています。
 


—— 編集部 - スクエアの利用を迷われている方がいらっしゃったら、ひとこと!

スクエアは他の福祉事業所とは違って、自由な雰囲気がある事業所です。学校みたいな場所だと、ちょっと息苦しいなぁと感じていたので、こういう雰囲気の福祉事業所があっても良いし、私にはこういう、のびのび自由なところが合うなと思って利用しました。

来所頻度も活動内容も、自分のペースに合わせて訓練することができました。利用を始めたばかりの頃はオープンしたてで、まだ利用される方の人数も少なかったのでクルーの皆さんとゆっくりお話しできる時間がたくさんあって、よく話を聞いていただいた思い出があります。

私も、スクエアで学べたことや経験したことを活かして働き続けていきたいと思います。

 

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ソーシャルスクエアが大切にしているのは、その人の特性にあった支援を行うこと。そしてそれをより実践に近い環境で行うことです。障害と一口にいっても、1人ひとり直面している問題や、目指したい課題はそれぞれ。ご本人の特性にあった支援を、ご本人と話し合いながらサポートさせていただきます。スクエアに興味を持って頂いた方は、ぜひお問い合わせ・ご連絡・ご相談ください。まずは見学、無料体験などの案内をさせて頂きます。

ソーシャルスクエア 水前寺店
〒862-0956
熊本県熊本市中央区水前寺公園3-4 土山天祐堂ビル2F
TEL: 070-7587-9202
MAIL:ss_kumamoto@sdws.jp

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